宮城県、山元町の未来を切り開く

仙台から車で45分、震災を乗り越えた
宮城県有数のいちごの産地

宮城県山元町は、福島県との県境に位置し、太平洋沿岸に広がる人口約 12,000人の町です。
気候は、夏は比較的涼しく、冬は降雪が少ない、“東北の湘南”とも称される温暖な地域でもあります。

2011 年の東日本大震災では、襲来した大津波により、住宅や、交通インフラなどの生活基盤に加え、
農地をはじめとした産業基盤も甚大な被害を受けました。

山元町では、これを契機として単なる復旧ではなく、これからの町の将来を見据えた『創造的な復興』を目指し、
内陸移設した新駅を中心としたつばめの杜エリアなどの 3 つの市街地を新たに整備し、
元気で快適な生活を提供するまちづくりに取り組んでいます。

町の主要な産品であるいちごも大きな被害を受けましたが、いちご団地の整備をはじめ、
いちご生産者や大震災後に立ち上がった生産法人による販路開拓、ブランディング、観光農園の開設など、
さまざまな取り組みを通じて、今では「 いちごのふるさと山元町」と冠するまでに復活しました。

  • 復興から持続可能な進化に向けた
    新たな挑戦へ

    都市部の仙台からも容易にアクセスできる山元町は、子育て支援施策や県内最高水準の移住定住支援プログラムなど、多くの取り組みを通じて、近年、他地域からの新しい住民が増加しています。

    一方で、町の特産であるりんご農家は担い手不足から事業継承者不在の危機や、町内各種産業における人手不足、町内外の人々が集い相互に交流する場を求める声など、さまざまな地域課題を抱えている現状にもあります。

    この状況に対し、私たちは新しい考え方を取り入れ、復興から持続可能な進化することを目指しています。「町内外の人々の交流の仕組み作り」「魅力的な仕事創出」「いきいき、わくわく挑戦できる風土作り」をキーワードに、新たな挑戦へと走り始めました。

  • あなたにしかできない仕事を
    地域おこし協力隊で

    地域を盛り上げたいと思っているポジティブで意欲ある方々と共に、地域を活性化させるような新たなプロジェクトを立ち上げています。今回そのプロジェクトの中心的な役割を担ってもらえる方を募集するために、地域おこし協力隊を活用することになりました。

    今回募集するミッションはどれも地域を輝かせることに直結し、自由度が高く、人によってやり方も異なる、あなたにしかできないオンリーワンの仕事です。

    地域に貢献したい、共に新たな挑戦をしたいと想っていただける方を、山元町は心から歓迎します。

山元町長 橋元伸一 メッセージ

東北南部、福島県と接する宮城県山元町は、冬は暖かく夏は涼しい地域。気候だけでなく、仙台からの交通の便が良く、穏やかな人々が多い、とても過ごしやすい町です。本町が進める移住定移住支援策により、少しずつ移住者が増えており、町内各地域において活発な交流やこれまでにはないさまざまな取り組みが少しずつ芽生え始めています。

その一方で深刻なのは、駆け足で進む人口減少と少子高齢化の問題です。今私たちは、待機児童の解消や新たな雇用創出など、様々な課題の解決に取り組んでいます。しかし、にぎわいのある町づくりのためには、私たちには無い全く新しい発想が必要だと思っています。

そこで私たちとは違う角度で山元町を見て、私たちが見つけられない魅力を発掘してくれる、地域おこし協力隊の力が必要だと考えています。皆様の技術や知恵をお借りし、一緒に新たな地域文化を育んでいきたいのです。

時にはうまくいかないことがあっても、私たちはそれを失敗だとは思いません。プレッシャーを感じることなく、地域の人々と交流を深め、支え合いながら、共にさまざまな挑戦ができることを楽しみにしています。

プロジェクトパートナーインタビュー

山元町を盛り上げようと活動する意欲ある人々の中から、共にプロジェクトに取り組むプロジェクトパートナーをご紹介します。地域おこし協力隊の受け入れやサポート役であり、共にプロジェクトに取り組む方々のスペシャルインタビューをご覧ください。

サポーター紹介

新しい場所での挑戦は、右も左もわからないという不安がついて回ります。安心してその一歩を踏み出すお手伝いをするために、着任前、任期中に気軽に相談できる身近な『サポーター』がお越しいただける方へサポートをします。

  • 伊藤

    山元町役場

    伊藤

    農水産・商工観光等の業務に携わる中で、町外出身の私を優しく受け入れてくれる町民の優しさや内に秘める情熱、他に誇る多様な地域資源などを、直接肌で感じてきました。ぜひ共にこの良さを磨きあげていきたいと思っています。

  • 阿部

    山元町役場

    阿部

    出身は山元町。大学を卒業後、ふるさとの復興に尽力したいと思い、山元町役場に入庁しました。農林水産課で農業者支援等の業務に携わり、現在は、企画財政課で主にまちづくりに関する業務を行っています。

  • 清水

    山元町役場

    清水

    現在、民間企業から、山元町の企画財政課に出向しています。出向元の企業では、地域人財の採用支援など人財の面からまちづくりをサポートしており、山元町では地域おこし協力隊をお迎えする準備の業務をしています。

  • 伊藤

    Cake & Cafe Petite Joie

    伊藤

    結婚を機に山元町に移住し、洋菓子店「Petite Joie(プチットジョア)」を立ち上げ、地元の旬の食材を使ったケーキなどを販売しています。皆さんと地元の方々の関係作りなどのサポートができると思います。町内で見かけるようなことがあれば気軽に相談してください。

協力隊への応募・気軽に相談

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