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令和4年度山元町総合防災訓練は、豪雨による「土砂災害警戒情報」が発表されている中、宮城県沖を震源とする大地震による「大津波警報」が発表され、65分後に大津波が到達することを想定し、町内全域で訓練を実施しました。
橋元町長は、牛橋区・花釜区の車避難の「指定緊急避難場所」となった岩機ダイカスト工業株式会社小平工場など各避難場所を視察した後、役場大会議室に開設した災害対策本部で町内の被害状況や避難状況などの報告を受け、対応について確認するなど、職員の初動対応訓練を行いました。
10月15日に独立行政法人国立病院機構宮城病院敷地内の環境整備を目的とした「宮城病院クリーンキャンペーン」を実施しました。
8回目を迎えた今回のクリーンキャンペーンには、町内外の事業所、機関、団体などから昨年度を上回る305人の協力をいただきました。
橋元町長は「過去最高の参加人数となり、宮城病院を地域の力で守るという皆さんの意識の高まりを感じています。地域医療の拠点の環境整備に向け、ご協力をお願いします」とあいさつ。爽やかな秋空の下、参加者全員で草刈りや植木の枝払いなどを行いました。
宮城病院は、郡内の地域医療の中核であり、町の医療福祉事業の拠点を担っています。今後も亘理町と連携を取り、宮城病院の支援に取り組んでいきます。
8月に就任した秋葉賢也復興大臣が本町を訪れ、沿岸部の復興状況を視察されました。
東日本大震災山元町慰霊碑「大地の塔」に到着した秋葉大臣は、はじめに慰霊碑に献花を行い、黙とうを捧げました。その後、橋元町長から被災当時の様子や復興状況、被災地の土地活用など町が抱える課題について説明を受けました。
10月13日、岩機ダイカスト工業(株)と「災害時における避難者受け入れに関する協定」を締結しました。役場大会議室を会場に行われた締結式には、同社の鎌田充志代表取締役社長と橋元町長が出席し、協定書を取り交わしました。
この協定は、県が発表した新たな津波浸水想定を踏まえ、岩機ダイカスト工業(株)の小平工場および坂元工場の敷地内を「指定緊急避難場所」に指定することで、避難車両の収容に必要な広大な避難場所を確保し、災害時に予想される車両渋滞を防止し、円滑な避難を可能とすることを目的としたものです。
町では、この協定に基づく「指定緊急避難場所」を活用して、津波避難計画および地域防災計画の検討・改定を行い、さらなる安全・安心なまちづくりに取り組んでいきます。
10月12日、橋元町長がふるさと姉妹都市である北海道伊達市役所を訪れ、菊谷秀吉市長を表敬しました。
これは、11月21日に開催する第20回伊達開拓「ふるさと従兄弟(い~とこ)」まちづくりサミットを前に行ったもので、ふるさとの歴史や文化の伝承、市町相互の親善交流を図ることの重要性を確認し、ふるさと姉妹都市として絆を深めました。
続いて、伊達山元会の皆さんと面会しました。伊達山元会は、本町から伊達市に移住して開拓し、伊達市の礎を築いたとされる方々の子孫らが組織する団体で、橋元町長は、町の復興状況など近況を伝えるとともに、今後も各種交流事業などを通じて友好を深めていくと話しました。