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8月10日、旧JR常磐線の用地を活用して整備を進めてきた町道頭無西牛橋線が全線で供用を開始し、開通セレモニーが開催されました。セレモニーには、地元行政区の代表、町関係者らが出席。花釜区の頭無地内から牛橋区の西牛橋地内までを結ぶ真新しい道路、全長3.5キロを車両で渡り初めし、全線開通を祝いました。
本路線には、町内初となる環状交差点(ラウンドアバウト)が3カ所整備。花釜区などの意向を踏まえ、震災前の地域の歴史を残すため、歩道内に予備に保管されていた旧山下駅の駅名標を設置し、白線で線路の跡も表示しました。
橋元町長は「避難路を補完する役割となる本路線の完成により、周辺地域のさらなる安全性向上が期待されます。牛橋と花釜、笠野3地区のコミュニティ形成にも役立ててもらいたい」と話しました。