本文
山元町では現在までに100余りの遺跡が発見され登録されています。その分布は、立地面からは阿武隈山地裾部、そこから延びる丘陵縁辺部、浜堤列周辺の大きく3つに分けることができます。
阿武隈山地裾部には縄文時代から中世に至る各時代の遺跡が分布しています。丘陵縁辺部には縄文時代から近世までの遺跡が分布していますが、その主体を占めるのは古代と中世で遺跡です。浜堤列周辺は近年の分布調査により発見された遺跡がほとんどで、古代以降の遺跡が主体となっています。
近年、町内では、常磐自動車道(県境-山元間)建設工事、それに伴い実施された周辺地区の開発事業、そして、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災の復興事業等に伴う大規模な発掘調査が継続的に進められ、これまで知られていなかった町の歴史が飛躍的に明らかとなっています。
※山元町の遺跡番号14001~14116まで登録されています。
上記の地図では下三桁の数字で表記しています。
(「14001」の場合は「1」、「14010」の場合は「10」と表記)
※地図データ・遺跡一覧はこちら(山元町遺跡地図及び一覧表 [PDFファイル/23.32MB])