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山元町の地形

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印刷ページ表示 更新日:2024年3月7日更新

山元町の自然地形

 宮城県亘理郡山元町は、宮城県の太平洋岸最南部に位置しています。
町の面積は 64.5 平方キロメートル、東西約6km、南北約 12 kmのほぼ長方形の形をなす町です。

 地形的にみると、西に高く、東に低い地形配列なっており、西から「亘理地塁山地」「山麓緩斜面及び丘陵地」「亘理低地」「仙台湾沿岸砂浜」に分類され、阿武隈山地から太平洋まで、西高東低の均一な地形が連続しているのが特徴となっています。

 

山元町の地形(模式図)

 

山地(亘理地塁山地)

 阿武隈山地の天明山(宮城県丸森町と福島県相馬市の堺)から最北端の七峰山(亘理町)まで南北に細長く連なる約30キロメートルの山地です。山元町域では、四方山や深山などが含まれます。

山麓緩斜面及び丘陵地

 標高が100m以下のなだらかな斜面が続く低い丘陵地には、古くから人々が住んでおり、昔の遺跡などが多く見つかっています。

低地(亘理低地)

 昔は海だった場所に土砂が溜まっていって陸地になったところです。標高6m以下の非常に平坦な沖積地です。本来は湿原が広がる原野でしたが、現在は開墾されて水田地帯に利用されています。

仙台湾沿岸砂浜

 南から北に砂浜が帯のように続く「浜堤列」が形成されています。

 

参考:山元町の地形分類図

山元町の地形分類図