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令和3年2月と令和4年3月に発生した福島県沖地震による災害復旧工事および長寿命化工事に伴い、約2年半にわたり長期休館していました町民体育館の工事が完成し、8月24日に利用を再開しました。
オープニングセレモニーでは、橋元町長が「バリアフリー化をはじめ、観覧席やマイボトル型給水器を新設するなど、利用者の安全性と利便性を向上していますので、隣接する町民グラウンドと併せて、町民のスポーツ振興の拠点となる施設として存分に活用していただきたい」と式辞を述べ、その後、関係者によるテープカットなどを行いました。
8月22日、第52回若鷲旗争奪東北中学校野球大会に出場した山元中学校野球部の皆さんと、第44回東北中学校陸上競技大会に出場した砂金侑那さんが、大会結果報告のため、町長を表敬訪問しました。
野球部は、第72回宮城県総合体育大会で準優勝し、8月5日に福島県白河市の白河グリーンスタジアムで開催された東北大会に出場。0対3で惜しくも秋田県代表の羽城・五城目第一中学校に敗れましたが、初の東北大会という大舞台でチーム一丸となり戦い抜きました。
陸上女子1年100mに出場した砂金さんは、県大会4位の成績で東北大会出場の切符をつかみ、8月9日に岩手県盛岡市の純情産地いわてトラフィール(岩手県営運動公園陸上競技場)で開催された東北大会では、見事8位入賞を果たしました。
大会の報告を受けた橋元町長は、「山下中学校と坂元中学校を再編し、山元中学校が開校して3年目での快挙であり、皆さんの活躍を大変うれしく思います」と話し、選手の皆さんの健闘を称え、労いの言葉を送りました。
8月3日、亘理警察署が町内の小学生児童4人に「やまもと交通安全防犯大使」を委嘱しました。
これは、子どもたちに交通安全や防犯に関する広報活動に参加してもらうことで、町民の意識を向上させ、事故や犯罪被害防止につなげることを目的に初めて行われたものです。
役場で行われた委嘱式では、加藤俊明署長が「小学生の純真な声や姿で交通安全・防犯の呼び掛けをお願いします」と話し、橋元町長が「皆さんがこの活動を通して、クラスや地域の交通安全・防犯リーダーになることを期待しています」と述べました。
大使は今後、防災行政無線を活用した広報やイベントへの参加、街頭啓発活動などを通して交通安全や防犯を呼び掛けていきます。