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火災や大きな地震、そして大自然の脅威といった災害は、いつみなさんを襲うかわかりません。そして、いざ災害がおきた場合には、みなさん全員が被災者という状況にもなりえます。 このページを参考に、様々な災害に備え、「自分の身は、自分で守る」という心構えを強くもっていただきたいと思います。
台風は、毎年のように襲来し、大きな被害をもたらします。
しかし、地震などの予想が難しい災害と違い、天気予報等で事前に情報収集し、被害を最小限に食い止めることが可能です。
一般に台風の勢力は「強さ」と「大きさ」で表されています。
「強い台風」:最大風速33~44m未満
「非常に強い台風」:最大風速44~54m未満
「猛烈な台風」:最大風速54m以上
「大型の台風」または「大きい台風」:強風半径が500~800km未満
「超大型の台風」または「非常に大きい台風」:強風の半径が800km以上
※強風・・・平均風速が1秒間に15m以上
災害がおきた場合、一旦最寄りの安全な場所に避難してください(この場所は各家庭で話し合っておくとよいでしょう)。その後、ある程度落ち着いたところでこの「避難場所」に避難してください。
災害時にすぐ「避難場所」に移動することには危険が伴います。例えば、津波の恐れがある場合には移動の途中で津波に襲われる可能性があります。この場合には、近くの高台が第一の避難場所になると考えられます。
□飲料水
□食品(カップめん、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)
□救急用品(絆創膏 傷薬 包帯 胃腸薬 鎮痛薬 解熱剤 目薬 消毒薬 はさみなど、持病のある人は常備薬も)
□缶きり・ナイフ
□貴重品(現金、預金通帳、印鑑、健康保険証の写しなど)
□軍手
□懐中電灯(予備電池をわすれずに)
□携帯ラジオ(予備の電池は多めに)
□衣類(セーター、ジャンバー、雨具など)
□生理用品
□ライター、ろうそく
□ミルク
□紙おむつ
□ほ乳びん
※重さの目安は男性で15キログラム、女性なら10キログラム程度がよいとされています。欲張りすぎると、避難に支障をきたします。
災害復旧には最低3日かかるといわれています。
□飲料水 9リットル(3リットル×3日分)
□非常食品(乾パン、缶詰、レトルト食品、栄養補助食品、アルファ米、ドライフーズ、インスタント食品、梅干し、菓子類(チョコレート・飴など)、調味料など
□燃料(卓上コンロ、携帯コンロ、固形燃料など)
□生活用水(お風呂や洗濯機にいつもはっておきましょう。幼児の事故に注意!)
□毛布 寝袋
□洗面用具(ボディーシャンプーやドライシャンプーなど)
□トイレットペーパー
□ポリタンク、鍋、やかん、バケツ
□使い捨てカイロ ろうそく
□工具(バール・スコップなど)
□新聞紙(燃料・防寒用)
□ビニールシート(敷物・雨よけ)
□新聞紙(燃料・防寒用)
□布製ガムテープ(荷物の整理・止血・ガラスの補修)
※非常持ち出し品、非常備蓄品ともに年に1度は確認し、新しいものと交換しましょう。災害がおきた場合、一旦最寄りの安全な場所に避難してください(この場所は各家庭で話し合いましょう)。
災害時には「自分の身は自分で守る」という心がまえをもっていただきたいと思います。不幸にも災害が起こった際に、自分自身・ご家族の安全を守ることが出来れば、ひいてはそれが地域での助け合い、つまり「地域の安全は地域で守る」ということにつながっていくものではないでしょうか。
「災害は忘れたころにやってくる」を教訓に、家族で話し合いを行っていただき十分な備えをしていきましょう。