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流入水は、ご覧のとおりほとんど水で、固形物はあまりありません。
項目 |
検査結果の平均値 |
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透視度 | 4.9度 |
BOD(生物化学的酸素要求量) | 125.0ミリグラム毎リットル |
SS(浮遊物質量) | 71.0ミリグラム毎リットル |
窒素含有量 | 35.0ミリグラム毎リットル |
リン含有量 | 4.9ミリグラム毎リットル |
オキシデーションディッチ槽で活性汚泥(茶色)と流入水を混合し、撹拌と停止を繰り返します(イメージ)。
処理が終了したら、今度は活性汚泥を沈降させます。上澄水は、放流水となり汚泥は、活性汚泥としてオキシデーションディッチ槽に戻され再利用されるものと、余剰汚泥として処理されるものに分けられます。
放流水の透視度は、底部にある(×)印がどの水位の高さで見えるかにより測定します。
上の写真は100cmの水位から見たものです。
項目 | 検査結果の平均値 (放流水) |
法令基準値 |
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透視度 | 50度以上 | ― |
BOD(生物化学的酸素要求量) | 2.9ミリグラム毎リットル | 15ミリグラム毎リットル 以下 |
SS(浮遊物質量) | 1.2ミリグラム毎リットル | 40ミリグラム毎リットル 以下 |
窒素含有量 | 3.4ミリグラム毎リットル | 120ミリグラム毎リットル 以下 |
リン含有量 | 2.1ミリグラム毎リットル | 16ミリグラム毎リットル 以下 |
余剰汚泥は脱水機により、脱水汚泥として処理されます。汚泥は脱水されると、容量が10分の1近く縮小するので、経済的に処理することができます。
項目 | 検査結果の平均値 |
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MLSS | 2,767ミリグラム毎リットル |
含水率 | 81.77% |