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県営農地整備事業「山元東部地区」について


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印刷ページ表示 更新日:2023年9月6日更新

 山元東部地区農地整備事業は、東日本大震災によって甚大な被害を受けた本町の広大な沿岸地域(牛橋区から磯区まで)を対象とした復興事業です。

 この事業は換地制度を活用し、被災した農地や宅地、公共用地などを集約・再配置(整序化)し、大区画の農地や防災施設用地、企業用地などを創設するもので、復興まちづくりと農業振興を一挙に実現する画期的な取り組みとなっています。

 工事は計画策定から約10年の歳月を経て、令和4年度に計画どおり完了しました。これにより持続可能な農業経営が可能となるとともに、排水など防災機能が強化され、地域振興に寄与する企業用地などに再生されました。

 また、併せて実施している換地業務では、過日、事業参加するすべての権利者で構成する権利者会議が開催され、換地計画案が賛成多数により可決されました。

 今後は、換地処分にともなう登記や清算金の徴収・支払いが行われた後に事業のすべてが完了となります。

事業のあらまし

  • 地区面積 約612.9ha(農地417.3ha・非農用地195.6ha)
  • 総事業費 約199億円
  • 権利者数 約1,100人
  • 土地筆数 約8,100筆を約3,000筆に集積し整序化を実施

完成した地区内の風景

 
畑 田
大区画に整備された畑(1区画約8ha) 大区画に整備された水田(1区画約1ha)

 

a b
・集約された企業用地(約27ha) ・防災機能強化のため新設された排水機場(戸花川排水機場)