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毎年、秋から冬にかけては、インフルエンザの流行時期です。高熱や関節の痛みなどを伴い、軽症で回復する人もいますが、肺炎や脳症を併発して重症化する恐れもあります。重症化する危険が高い人は、高齢者・幼児・妊娠中の方・呼吸器に持病のある方等です。
流行を防ぐためには、原因となるウイルスを体内に侵入させないとや周囲にうつさないようにすることが重要です。インフルエンザの感染を広げないために、一人ひとりが「かからない」「うつさない」対策を実践しましょう。
原 因:インフルエンザウイルスにより感染します。
流 行 期:例年11月下旬から3月頃まで流行します。
症 状:1~3日間の潜伏期の後、38.0℃以上の発熱、咳、のどの痛み、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身症状が突然現れます。多くの場合、約1週間で軽快します。重症化すると、肺炎や脳症等を引き起こすことがあります。
感染経路:飛沫感染(感染者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸って感染)
接触感染(感染者のくしゃみや鼻水等で汚染された物を他の人が手で触り、その手で鼻や口を触ることでウイルスが体内に入って感染)
○こまめな手洗い
外出後や食事前など、石けんによるこまめな手洗いやアルコール製剤による手指消毒を徹底しましょう。
咳エチケットについて [PDFファイル/692KB]
感染症対策について [PDFファイル/244KB]
手洗いについて [PDFファイル/667KB]
○こまめな喚起と適度な湿度
こまめに喚起し、新鮮な空気と入れ替えましょう。また、乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
○体調管理
身体の抵抗力を高めるため、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を心がけましょう。
○人混みを避ける
インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出を控えましょう。特に、高齢者や持病のある方、妊娠中の方、睡眠不足や体調不良の方は注意しましょう。
○予防接種
重症化予防のためには、予防接種を受けることが重要です。町では、高齢者を対象に予防接種の費用助成を実施しています。インフルエンザ予防接種費用助成についてはこちら
詳しい情報は以下をご覧ください。
○宮城県 宮城県結核・感染症情報センター - 宮城県公式ウェブサイト<外部リンク>
○厚生労働省 インフルエンザ(総合ページ) |厚生労働省<外部リンク>