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本町が誇る特産品の一つ、冬の味覚の代表格「ホッキ貝」の漁が、令和2年12月23日から始まっています。
磯浜漁港を拠点に夜明け前から漁が行われ、本町ならではの大ぶりで肉厚なホッキ貝が水揚げされています。
山元町のホッキ漁は、海底に降ろしたマンガ(熊手のような漁具)を船で曳いて採取する漁法で行われていましたが、東日本大震災の津波の引き波で海底にガレキが堆積したことにより、漁の再開が困難となっていました。
そのような中、高圧で海水を海底に吹き付け、砂の中から貝を巻き上げて採捕する新たな漁具「噴流式マンガ」が整備されたことで、本格的に漁が再開。再び良質なホッキ貝が水揚げされるようになりました。
また、捕獲できるサイズを「9.5センチ以上」と定め、水揚げ後、一つひとつ手作業で大きさを測り、小さな貝は海に還すとともに、漁期を12月から3月末頃までと定め、産卵期となる4月以降は採捕しないなど、品質と資源の管理を徹底する「資源管理型漁業」による持続可能な漁業に取り組んでいます。
12月~3月ごろ、町内の飲食店では、この肉厚でジューシーなホッキ貝を使った郷土料理「ほっきめし」を味わうことができます。
農水産物直売所「やまもと夢いちごの郷」では、「ほっきめし」のお弁当を購入することができるほか、磯浜漁港から直送される良質の「ホッキ貝」が定期的に店頭に並ぶので、購入することもできます。
山元町自慢の大ぶり、かつ肉厚なホッキ貝をぜひご賞味ください。
出航の様子
噴流式マンガによるホッキ漁の様子
水揚げされたホッキ貝のサイズを測定する様子
「ホッキ貝」をもっと詳しくご紹介!(町のホームページ「ホッキ貝」のページへ)
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