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印刷ページ表示 更新日:2023年3月23日更新

施設の整備目的

遺構中浜小学校は、震災を知り、災害と向き合い、将来に活かすための施設です。
東日本大震災の大津波による甚大な被害を後世に伝え、震災の風化防止と防災意識の向上を目的とし、児童や地域住民ら90人の命を守り抜いた中浜小学校を防災教育・震災伝承の場として一般公開しています。

リーフレットはこちらをごらんください。​[PDFファイル/6.92MB]

震災遺構中浜小学校がグッドデザイン賞を受賞

グットデザイン賞受賞

 震災の記憶と教訓を風化させることなく地域と後世に継承することなどを目的として町が整備し、令和2年9月26日から一般公開が始まった「震災遺構中浜小学校」が、2020年度の「グッドデザイン賞」(日本デザイン振興会主催)に選出されました。

 『被災したままの状態で見学者の立ち入りを伴う公開を法的に可能とした遺構保存の手法』『住民や教職員、専門家らとの意見交換を重ねながら共同で整備したプロセス』『見学者が時の流れを感じながら震災について考える「日時計モニュメント」等による統合的なデザイン』などが高く評価され、審査対象4,769件のうち、特に優れた対象として位置付けられる「グッドデザイン・ベスト100」に本町で初めて選出されました。

 さらに、令和2年10月30日のオンライン受賞会では特別賞の発表があり、自然災害への防備に寄与する優れたデザインとしてベスト100の中から「グッドフォーカス賞[防災・復興デザイン]」にも選出され、ダブル受賞の快挙を成し遂げました。

 審査委員からは、「震災の記憶を後世に残すための施設として、様々な点で他に類を見ない特徴を持っている」「柔軟な発想が出来上がった空間の質を格段に高めており、この種の施設を整備する際のひとつのモデルを提示した」と評価されました。

 町では、今回の受賞をはずみとして、教育旅行や各種研修などの誘致のほか、町内の文化・観光施設との連携を推進し、集客を増やす取り組みも進めていきます。

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