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平成23年3月11日、マグニチュード9.0という未曽有の地震が本町を襲った。特にその後に発生した大津波は、町の4割の地域を飲み込み、600 名以上の尊い命が失われるとともに、約2,500世帯の家屋が水没した。さらに、鉄道・道路をは じめとする公共交通機関や電気、上下水道等生活に不可欠なライフラインは、現況での復旧が困難なほど破壊・寸断され、水田、いちご畑、漁港等の産業基盤も壊滅的な被害を受けた。
このような災害の発生を完全に防ぐことは不可能であるが、今後は、東日本大震災をはじめとした過去の災害における教訓を踏まえ、衆知を集めて効果的な災害対策を講ずる。また、強い揺れや長い揺れを感じた場合に、迷うことなく迅速かつ自主的にできるだけ安全な場所に避難を開始するなど、避難対策を取ることの重要性を啓発し、町民一人ひとりの自覚及び努力を促すことによって、被害を軽減していくことを目指していく。
また、災害の発生を完全に防ぐことは不可能であることから、災害時の被害を最小化し、被害の迅速な回復を図る「減災」の考え方を防災の基本方針とし、たとえ被災したとしても人命が失われないことを最重視し、また経済的被害ができるだけ少なくなるよう、様々な対策を組み合わせて災害に備え、災害時の社会経済活動への影響を最小限にとどめていく。
1.2011年東日本大震災の教訓の反映
2.町の検証結果や防災上の課題等の反映
3.国の防災基本計画等の見直し内容の反映
4.地震、津波対策の強化
5.原子力災害の追加
1回目 平成25年 2月27日(水曜日) 山元町防災会議 ・地域防災計画の見直し
2回目 平成25年5月30日(木曜日) 山元町防災会議 ・作業全体フレーム ・見直し方針 ・課題確認
・カルテ構成
3回目 平成25年12月20日(金曜日) 山元町防災会議 ・町独自の課題 ・改正のポイント
4回目 平成26年 2月 3日(月曜日) 山元町防災会議 ・概要版(素案)について
平成26年 1月30日(木曜日)~2月12日(水曜日)・意見募集(パブリックコメント)
平成26年 2月 7日(金曜日)~2月9日(日曜日) ・住民説明会
5回目 平成26年 3月27日(木曜日) 山元町防災会議 ・地域防災計画の改正案(承認)
平成26年 6月23日(月曜日) 山元町議会 ・地域防災計画の改正案(議決)
・同日HP等により公表
第1編 風水害 第1章 総則 [PDFファイル/457KB]
第1編 風水害 第2章 災害予防対策 [PDFファイル/933KB]
第1編 風水害 第3章 災害応急対策 [PDFファイル/1.22MB]
第1編 風水害 第4章 災害復旧・復興対策 [PDFファイル/376KB]
第2編 地震 第2章 災害予防対策 [PDFファイル/888KB]
第2編 地震 第3章 災害応急対策 [PDFファイル/1.04MB]
第2編 地震 第4章 災害復旧・復興対策 [PDFファイル/368KB]
第3編 津波 第2章 災害予防対策 [PDFファイル/877KB]
第3編 津波 第3章 災害応急対策 [PDFファイル/1.11MB]
第3編 津波 第4章 災害復旧・復興対策 [PDFファイル/370KB]
第4編 原子力 第1章 総則 [PDFファイル/1.05MB]
第4編 原子力 第2章 原子力災害事前対策 [PDFファイル/215KB]
第4編 原子力 第3章 緊急事態応急対策 [PDFファイル/215KB]