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山元町こどもセンターは、町内初となる児童館、子育て支援センター、山下第二小学校児童クラブ、こども家庭センターの4つの機能を兼ね備えた施設です。木のぬくもりに包まれた、アットホームな雰囲気の施設となっています。0歳から18歳までの児童と、未就学児の保護者の皆さんが自由に過ごすことができます。
◆ICTツールを活用した事業
こどもセンターには、株式会社NTTドコモ様から寄贈いただいたIpad45台や電子黒板2台、little Bits(リトルビッツ)があります。公共施設でこれだけの種類と数が揃っているのは、全国的にも大変珍しく、今後、関係機関との連携を図りながら、ICTツールを活用した遊びや事業に取り組みます。
little Bits(リトルビッツ)とは
リトルビッツは磁石で簡単に電子回路をつないで学べるオープンソースの電子工作キットです。
「ボタン」「ライト」「モーター」などの様々な役割をもったBits(ビッツ)と呼ばれる小さなモジュールを直感でつなげて、発想力に富んだ仕掛けが作れます。リトルビッツは専門的な知識を必要とせず、シンプルで自由度が高いことが支持され、現在では70以上の国で販売され、2,000以上の学校で教材として使われています。
◆子育て支援センターでは、全国初!
大分を拠点に活動する造形作家・有馬晋平さんの杉やひのきの作品を配置
有馬晋平さんの代表作ともいえる「ビッグスギコダマ」や、大きな杉でできたクローバー型の泉(プール)、木のトンネルがあります。
泉の中には、ひのきでできた手のひらサイズの“たまご”がたくさん!
木のぬくもりに包まれた優しい雰囲気となっています。
有馬さんの作品は、場所やシーンにあわせて一つ一つ手作りで製作されており、子育て支援センターにある作品も、山元町の子どもたちのために作っていただいたものです。泉の形が四つ葉のクローバーではなく三つ葉としたのは、非日常よりも身近な日常を大切にしてほしいとの思いが込められています。
“まぁ~るい”施設で、“まぁ~るい”心と“まぁ~るい”繋がりを育みます!