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大規模盛土造成地における宅地耐震化の取り組みについて


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印刷ページ表示 更新日:2025年3月21日更新

 

大規模盛土造成地における宅地耐震化の取り組みについて

1.背景・目的

 阪神・淡路大震災や新潟県中越地震、東日本大震災など、過去に発生した大規模地震の際、谷や沢、傾斜地を大規模に盛土した造成地(大規模盛土造成地)において、滑動崩落(かつどうほうらく)や変動等が生じ、多くの宅地や公共施設などに甚大な被害が生じました。
 国は、このような被害を未然に防止・軽減するため「宅地耐震化推進事業」を推進しており、「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン及び同解説」(以下、「ガイドライン」)を策定しております。
 本町では、ガイドラインに基づき変動予測調査を進めており、将来的に地震時の安定計算等が必要と考えられる盛土造成地を2箇所抽出し、その結果として、「大規模盛土造成地マップ(宮城県ホームページ)」及び「宅地カルテ」を作成しました。

町民の皆さんには、お住まいの地域について関心を持っていただき、防災意識を高めて、今後も想定される地震被害の未然防止や軽減につなげてください。​

2.大規模盛土造成地とは​​

 盛土造成地のうち以下の要件に該当するものを「大規模盛土造成地」と呼び、下記の2つに定義されています。

(1)谷埋め型大規模盛土造成地

  盛土の面積が3,000平方メートル以上

(2)腹付け型大規模盛土造成 地

  盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上で、かつ、盛土の高さが5m以上

大規模盛土
(出典:国土交通省)

※活動崩落とは、地震時に宅地造成前の谷底付近や盛土内部を滑り面として、盛土造成地の全体または大部分が斜面下部方向に移動することをいいます。

1)谷埋め型大規模盛土造成地で発生する活動崩落のイメージ

谷埋め

2)腹付け型大規模盛土造成地で発生する活動崩落のイメージ

腹付け 

(出典:国土交通省)

 

3.大規模盛土造成地マップについて

​ 町内全域における大規模盛土造成地の分布状況は、下記より確認できます。

 ・大規模盛土造成地マップ(宮城県ホームページ)<外部リンク>

※大規模盛土造成地マップは、大規模地震発生時において、活動崩落等の被害が発生した盛土造成地の実態を踏まえて、安全性を確認すべき盛土を示したものであって、直ちに危険性のある盛土造成地を示したものではありません。

4.調査結果の公表について(優先度ランク、宅地カルテ)

 町では、地震時の宅地の安全性を確保するため、大規模盛土造成地の要件を満たしていると思われる盛土に対して、変動予測調査(現地踏査、優先度評価)を実施し、「第二次調査(大規模盛土造成地第二次スクリーニング計画)」を作成しました。

 本町にある大規模盛土造成地4箇所のうち、ガイドラインに基づいて評価した優先度ランクは、「A4」が2箇所、「B4」が2箇所という結果でした。​
 このうち、優先度評価ランク「A4」については、引き続き地盤調査や安定計算等を行い、安全性の把握に努めてまいります。

フロー

 

それぞれの大規模盛土造成地の詳細については下記の宅地カルテをご覧ください。

01_太陽ニュータウン盛土1_優先度評価_B4 [PDFファイル/5.06MB]
02_太陽ニュータウン盛土2_優先度評価_B4 [PDFファイル/8.11MB]
03_作田山団地盛土1_優先度評価_A4 [PDFファイル/6.36MB]
04_作田山団地盛土2_優先度評価_A4 [PDFファイル/5.08MB]

 

 

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